CRB指数はコモディティの指数できわめて重要。今は、2008年の半値に戻してきただけでこの騒ぎです。詳しくはチャートアートをご覧ください。
バルチック指数とは船賃の指数で、貿易が活発だと上がります。単純に考えれば、景気が上向きのときには上がりますし、下がるときには下がります。景気の先行指数とも言われています。
景気が落ちているのに商品高というのは、これはもうスタグフレーションなのではないかと思ってしまうわけです。
それに、新興国の台頭で、資源限界が本当に来てしまうのではないかとさえ思えるのです。今の金融緩和を考えると、資源価格の大暴騰になる可能性があるのです。
そんな事になったら、経済基盤の弱い国はバタバタと、エジプトのような事が起きます。先進国でさえ、政権批判が増すことになるので、非常に危険な兆候です。
そうなると権力者は必ず保身に走ります。中国だけじゃなくて、国内の不満は外に向けることになり、国同士の軋轢が高まって、戦争に突入することになりかねません。
少なくとも世界はますます不安定化しますので、そんなときに投資先は商品しか考えられないと思います。
ちなみに、ジム大先生は、新興国の株はショート、商品ロング、先進国の株もショート、米国債ショート(準備だったかな)、ユーロ買い、ドル買い、人民元買いだったと思います。
最大ボリュームは商品だと思います。
通貨はドル買いという単純思考では乗り切れないかもしれません。すでに、今の為替の動きは今までと違うようです。
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