中国では2012年に習近平に政権が代わる。その背後には江沢民という、対日強硬派、軍事力を背景にした連中がいるのだ。そして、彼らは、すでに独自に動き始めているようだ。
胡錦濤さんが、中国版ステルス機が飛んだときも、全く知らなかったというのが、何よりの証拠だと思う。
残り2年で、胡錦濤政権はインフレと不動産バブルの両方をソフトランディングさせなければいけないわけだけれども、結論的には、不動産の投売りをさせないようにしなければ、ハードランディングは避けられそうにないと思う。
この先何が起きるのかは、正直なところ、正確に把握できていない。
少なくとも、不動産バブルは確実に崩壊するし、インフレも沈静化するということは分かっているけれども、問題は、そのプロセルが分からないのだ。
どのプロセスをたどりにしても、崩壊は確実なのだから、それに沿ったトレード戦略でマーケットに乗ることしかできない。
ハンセン指数は、テクニカル上の天井をつけたことで反落プロセスに入っており、その下値の目処は、日柄にもよるけれども15000pt辺りなのではないかと予想している。
なんであろうと、株とは売られれば反発するし、上昇しきれば下落するというだけのことだと思う。
ソフトランディングよりも、ハードランディングの方が、マーケット的には面白い。果たしてどういう展開になるのだろうか。
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