トレハロースの林原が破綻とはね

バイオで成功した林原はなんで上場しないんだろうって思っていたけど、粉飾をしていたから上場したくてもできなかったってワケね。

 

研究は好きなようにやらせる。その研究が実を結ぶかどうかは今は分からない。トレハロースの発見と量産化も、初めからそんなことは全く考えていなかった。そして、自身の成功体験を得意に話していた。

 

ふぅ～～ん。よくカネが回るなぁ～～って不思議に思っていたわけだが、銀行が貸してんだろう程度に甘く考えていた。というより、上場していない会社だから、適当になるんだけど。

 

そんな林原の将来性を買って、社債やら貸付やら株などを持っていた人たちは、とんでもない目にあってしまったというわけだ。

 

ここの社長は会社に来ないんだそうだ。それを得意に話していたのが印象的だったけれども、本業のみをやっていればよかったものを、ホテルや飲食や不動産に手を出したから終わったわけだ。

 

何もしなくても手持ち資金が増えてくるから、遊びたくなっちゃったって事だね。こういう会社は潰れる典型的な会社。

 

それに、経営者が自分の成功体験を得意になって話し始めたら終わり定理がここにも通用したという形。グッドウィルもそうだった。

 

なんで、貸したままにしていたのだろうか？　お金を出した人たちは、その辺の会社の興亡の歴史ぐらいは勉強すべきだと思うのに。結局、マルチ詐欺と基本的に同じだろうよ。

 

トレハロースの林原。あぁ～～ぁ、もったいない。下手すりゃ中国が買ってくるよ。中国に買われる前に、日本の会社が買えよな。お金があれば買いたいぐらいだ。

 

上がバカだと下は苦労するね。