2007年までのバブルでは、金利を上げたけれども調整機能が全く働かなかった。その一つの理由は、長期金利が全く上がらなかったからだ。
ところが今は、利上げをしていないのに、金利が上昇してきていることを考えると、2007までの状況とは明らかに異なるといいう事になると思う。
比較的安定していれば、問題は生じずに金利上昇分は吸収されてゆくだろうと思うけれども、4%を超えてゆくようだと、状況はかなり変わってくるかもしれない。
債券の金利は低い方がいいに決まっていて、それが上昇するということは、景気にはマイナスにしか作用しないということなのだ。引き続き、債券金利の動向には注意が必要だと思う。
これが原因で大きな調整がやってくる可能性は否定できないから。
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