与謝野はヨサノなのかどうかは分からないけれども、彼は、リーマンショックのときに『蜂に刺されたようなものだ』と、侮っていたことは忘れられない。
つまり、現状認識が甘いのだ。これが、日本の政界きっての経済通だというのだから片腹痛い。
そんなカレが、財政再建のためではなく、社会保障のために増税をしようというのだから、その税の用途について考える必要があるのではないだろうか。
カレの政治生命が終わろうとしたときに掴んだ大臣のイス。当然、誰かの利益のために働くことになると考えるのは当然だろう。政治生命をつなぐカギは、有権者のマジョリティーにアピールするためと考えるべきではないだろうか。
だから、財政再建ではなく、社会保障、年金といっているわけだ。
そもそも日本の社会保障制度は間違っていると思う。そもそも持続不可能な制度なのだ。そこに乗っかっているだけのヤツラは、ヨサノと同じ穴の狢だというわけだ。
ぶら下がることしか考えないこの国は、いずれ、いや、近いうちに、そのツケを払うことになるだろう。
逃げ切ろうと思っている連中にも当然その火の粉が大きく降り注いでくることになると確信している。
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