日本の食料自給率の低さは半端じゃないです。
農家の人たちは、「俺たちの犠牲の元で経済発展した」
と言うけれども、それも違うと思う。
そもそも、日本の耕作地で自給率100%を超えることが出来ないのだから、
農家の犠牲というのは、ただの八つ当たり。
もちろん、その気持ちは分かるつもりですが。
さて、日本の農業問題を中国に頼るという
日本の大使の戦略ですが、どうも外れのような気がします。
ご存じないとは思いませんが、
中国は、食糧輸入の国になってしまっています。
いくら国土が広いと言っても、最近の災害を見る限りでは、
乱開発でボロボロなのではと思うわけです。
そんな中国は、最近アフリカのお偉いさんを集めて、
中国とアフリカとの農業での協力関係を築きましょう
なんて会議を開いたことから、
中国は、アフリカに食糧生産を求めていることが分かる。
一方で、ヨーロッパでは、カネを渋った商社や銀行により、
日本は農地を全く獲得できていないのが実情です。
一方ではヤル気を見せないで、
一方ではヤル気があるように見せる・・・
こんなことをされたら、
「アンタ、お呼びじゃないよっ!」
って言われるのが落ちでしょう。
どうしてこうなんだろう・・・って思うことがありますが、
こうだから、太平洋戦争になってしまったんだろうって
かなり時空を飛びますが、そう思うわけです。
きっと、今も昔も変わっていないのだと。
この食糧問題は、いろんな意味で大きな火種をもっています。
PR
COMMENT