アメリカの中東戦略は外交の中核をなしています。それは基軸通貨ドルの防衛ということと直結しているからです。
今までは、武力を使ってきたけれども、カネはかかる、人は亡くなる、批判は強まる、政権支持率は下がる、中東には反米意識が強まる・・・いいことは何もなかったといっていいぐらいなのだ。
それでも、ドルを防衛できたから良かったのだけれども、リーマンショック後の金融危機で、財政赤字は膨らみ、戦費を掛けることができなくなったことで、新たな周到戦略に舵を切ってきたと考えるべきだと思っています。
今のやり方だと、カネはかからない、人(アメリカ人)は死なない、批判はあっちの政権もち、支持率に影響なし、むしろ微増、中東の反米意識を落ち着かせることができる、民主化で間接支配・間接的に影響力を行使することができる、といった具合。
ヒラリーさんが当初、アメリカの外交はソフトパワーにすべきだというのは、こういうことだったのかなと、いまさらながら思っているわけですが・・・
ネットの新たな影響力が、ここに来てクローズアップされてきていると思います。
ということで、バブルになるのかななんて少し期待もしているわけですが・・・正直なところ、どっちでもいいんですが、国益上、バブルを作り出すのではないかと考えたりしています。
後、各地の政情不安でCDSが急騰していますが、デリバティブでべらぼうに儲かっていると思いますので、隠れ損失の解消につながっていると思います。
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