週明けの相場はどうなるでしょうか?
アイルランドの政治も混迷しています。
日本のテレビに出るコメンテーターは、
政権が交代しても支援が必要なのはわかっているから
支援を受けるでしょう。
との判断です。
ちょっとどころか、生ぬるいのではないかと
ボクとしては思うわけです。
アイルランドで今何が起きているのかというと、
IMFなんて、くんじゃねぇ~~!!
出てゆけ!! IMF!!
クソッたれIMF!!
ってな具合です。
国民のこの怒りの理由が分からなければ、
本質を見失うと思うのです。
もし、アイルランドが支援を拒否して、
金融機関を潰したらどうなるのか?
このシナリオを現実のものとして考えておく必要があるのです。
ボクらは、テレビに出て、適当なことを言うだけで
お金がもらえる特別な立場ではないので、
真剣さが必要なのです。
常に、あらゆるシナリオ、
最悪のシナリオを考えなければいけないのです。
なので、支援を受けるでしょう。
なんて、ノンキなことは言えないのです。
アメリカのリーマンショックの時だって、
米下院議会で金融安定化法案が否決されたのは記憶に新しいと思います。
世界経済崩壊の瀬戸際でですよ。
そういう過去の事例を思い返しておく必要があると思います。
後は、スペインへの飛び火ですね。
スペインの問題の本質とは何か?
これを分かっていないのではないでしょうか?
巨大な不動産バブルの崩壊が原因です。
しかも、そこにキャリートレードも重なっているから、
連鎖しているのです。
まさに、地獄に向かうドミノ倒し現象なのです。
何度も書いたことですが、
バブル崩壊の本当の地獄は、崩壊直後ではなく、
崩壊後、数年経ってから来るのです。
今、欧州で起きているのが、まさにそれなのです。
この事実を骨身にしみこませましょう。
ってことで、攻めるべき対象は欧州だということになります。
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