中東の産油国の人たちは、原油の需要は落としたくないけれども、カネは稼ぎたい。その最良価格がいくらなのかを常に計算している。そして産油量を調整しているわけだ。
もし原油が147ドルを超えて200ドルになるようだと、電気自動車やハイブリッド車のシェアが一気に拡大することになる。当然鉄道も。
そんな時代が繰るかどうかは分からないけれども、瞬間風速的には200ドルは十分にありえる水準ではないかと思う。
そうなれば、ゴールドは2000ドルは行っているだろうし、シルバーはほぼ間違いなく50ドルを超えてくるだろうと思う。
最近のゴールド・シルバー・レシオは、オイル・シルバー・レシオも同様に低下傾向なので、前者が40になれば、ゴールド2000ドルに対してシルバー50ドルとなるし、瞬間風速的には100ドルがあってもおかしくないとすら思っている。
レシオなんてものは、強弱のトレンドとして捉えるだけのもので、いくらになるとかというのは、あくまでも目安でしかないので、一つの遊びと考えてよいのではないだろうか。
金融工学では、もっともっと精緻な完璧な計算が行われていて、絶対に負けない方程式があるだろうと思う。それを、ド素人が真似て、自動売買だとか、システム売買だとか、全く片腹痛い。
彼らは、数学、工学、物理、コンピューターサイエンス、心理学、経済学、脳科学・・・そういう連中が高等数学を使って作り上げているのだから、日本の大学の学部程度のアタマで真似ようだなんて、天地がひっくり返っても不可能だ。
そんなことをやるぐらいなら、買いになるタイミングに買えば、いくらでも稼ぐチャンスがあるのだから、そうした方がいいんじゃないかと思う。
PR
COMMENT