原油とゴールドの売買について考えてみたい。
WTIとブレントを比較した場合、ブレントの方が動きが綺麗だという話はしました。今後、WTIの動きが綺麗な動きになる可能性もあるのですが、今現在は、WTIはちょっとやりにくさがあると思っています。
その一方で、ゴールドの動きというのは、おとなしいわけです。
原油が147ドルになったときは、WTIが半年で50%も上昇したのに対して、ゴールドはほとんど上昇していないのです。
ただし、直近のチャートを見る限りでは、数ヶ月間の調整が終わって再上昇という形になっているので、数ヶ月ぐらいは上昇するのではないかと考えられるわけです。
そこで、どういう売買が最も有効なのかということが重要になるわけですが、原油の場合、上がるときは本当にあっという間に上昇しますが、その代わり落ちるときも速いです。
それをレバレッジ取引して、失敗すると、大損害になるわけです。それならば、ETFの売買が良いのではないかと普通に思うわけです。
その一方で、ゴールドの動きは原油と比べるとかなりおとなしいので、レバレッジを取引をしないと割に合わないということになります。
2年程度で3倍になったことを考えると、これからの展開はかなり面白いのではないかと思うわけです。急騰も起きていませんし、まだまだ持続という判断なのではないかと思うのです。
そうやって個々の特性を見比べて、売買形態を決めることは非常に大事なのではないかと思うのです。
もちろん、ボラが高いから、レバレッジを駆けて一気に稼ぐという方法もあるわけで、それはそれで、個人の判断の世界ということになるわけです。
ちなみに、株価指数の動きは非常に分かりやすいし、稼ぎやすいので、これはハイレバのデイトレ、もしくは数日間の短期売買と限定しています。
ローレバを持ち越しても全然面白くないですから。ただし、資金量が莫大になれば、レバを掛けることが困難になるので、これも個人の判断ということになるわけです。
ドルが下落しているのにNYの株安なんて、痛すぎるのではないでしょうか。上がってくれると思います。
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