FOMCで追加緩和になるかどうか、
少々疑問視されているけれども、
この時期はクリスマス商戦に突入しています。
以前にも、触れましたように、
アメリカの個人消費の約3割を売り上げる時期なので、
この時期に、景気の腰を折るようなことはしないと思う。
ということになると、株価にプラスになる政策として、
大きな規模の緩和があるのではないかとは考えられます。
大規模な緩和をしたけど、景気にあまりプラスにならなかった。
だけど、ここで弱腰になると、日銀と同じになる。
オレたちゃ、ジャップじゃねぇ~!!
との気合から、意外と大きなものが出るかもしれない。
実際、マーケットが下げていないのは、
そういうことを予想しているのかもしれない。
そこで、その先の話です。
お金を撒けば撒くほど、その効果は低下します。
最初は、ベースマネーを2倍にするために、100兆円つぎ込んだとします。
この効果は、2倍という劇的な効果です。
インパクトがあります。
しかし、次も100兆円の緩和をしたとします。
このときの効果は、分母が大きくなっているので、
1.5倍の効果に落ちます。
なんといっても、恐ろしいのは、人間はだんだん慣れてきます。
需要が大事なんですが、
FRBが狙っているのは、小麦やコメの上昇だけでなく、
最終的には不動産市場の上昇を狙っていると思います。
つまり、農業関係が潤えば、そのお金が回り始める。
そこを一つの足がかりにしようとしているのではないかと。
となると・・・
極論すると、世界の農地が干上がった方がアメリカの特になるわけです。
日本はアメリカと関税撤廃をしました。
これで、日本のお腹をアメリカは得ました。
ロシアが小麦の輸出を停止したから、アメリカから。
中国は、大豆・小麦を輸入。アメリカからかもしれない。
ってな具合になると、どうでしょう。
物不足でアメリカの一人勝ちという形になります。
ただ、このとおりになるかどうかは分かりません。
農業大国としての戦略としてはありかなと。
マネーサプライだけでなく、食料輸出という側面からでも、
インフレが強まるのではないかと懸念されているわけです。
このことすら、意識にないの日本です。
インフレが来たときには、ものすごい混乱するはずです。
その前に、やるべきことは、コメを買ったり、
金銀を買ったり、美術品を買ったり、不動産を買ったり、
楽器をオークション(ヤフオクではなく、正規の)で買ったり、
やっている人はやっています。
後は、ドル安でしょうから、
FXなどで、インフレに負けないリターンを稼ぎ出すしかありません。
あくまでも、勝手な予想ですけど。。。
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