アメリカ弱体化といわれて久しいですが、それは軍事的な力、国際政治における影響力の低下ということでもあります。それをもっと身近に置き換えるとしたら、ドルの大幅な下落となります。
国際金融資本によって作られた国家はいくつかあります。イスラエルがその一つ。
エジプトでムバラクが倒れて、最もそのことを恐れていたのがイスラエルなのはご存知の通りです。
中東で今急速に進んでいるのはイスラム社会圏、イスラム経済圏という枠組みなので、西側の中東への基地だったムバラク政権が終わり、イスラエルは核保有国であっても、その存在が危なくなっているというわけです。
国家の存亡をかけて戦争をするといっても、相手が多すぎるでしょう。なので、その選択肢はゼロではないけれども、自殺行為です。
この形と似ているのが、韓国ではないかと思われます。
日本では、韓国が何か言うたびに脊髄反射を起こす知能の低い連中が多いけれども、そもそも、竹島を実効支配しておきながら、「勝つぞ!勝つぞ!」という意味が分かっていないのではないかと思います。
韓国は、強大化する中国(中東のイスラムのようなイメージ)と闘うことなど不可能でありながら、日本に擦り寄るという選択肢もできない、難しい国柄です。
で、結局、どうするのかなんです。
このままゆけば、小さな国は、大きな国に飲み込まれて、中国的な表現をするなら自治区にならざるをえなくなるというわけです。
中国にしてみれば、韓国を手中にするメリットは非常に大きいのです。なんといっても、日本から技術と技術者の盗んでハイテクなどで席巻した国ですから、中国がのどから手が出るほど欲しい技術も技術者もいるのです。
そこに中国の資本を投入すれば、中国は、日本が長年掛けて上ってきた階段を一足飛びできるというワケです。
今そういう流れが起きているのではないかと思います。
イスラエルが強硬な姿勢を示すかもしれないし、あるいは急速に軟化するかもしれないし、そこはわかりません。
中国と韓国が、北方四島での資源開発に一緒に乗り出していることも考えると、韓国は事実上中国の支配下にゆっくりと入っていっているのではないかと考えています。
韓国の財閥の人からすれば、自分たちの金儲けの構図が崩れなければ、国が消えようが、国民が苦しもうが関係ないと思います。
日本の近くと中東では、そのようなことが起きているのではないかと思います。
幸い、日本人は、世界から同情されています。あんなバカ政府の元でよくがんばっていると・・・ある意味では、それが傘になっている面はあるかもしれません。
ですが、世界情勢に無知であってはいけないと思います。それは、マーケットに大きな影響を及ぼすからです。
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