スペイン株の下落が止まらない

ほとんど底なし沼的な下落に見えるかもしれないスペイン株の下落ですが、別に大した話じゃない。

IBEXは2000年代の5400ptを目指して下落していると考えられます。
この意味するところは、バブル発生前の水準だということなのだ。

ここまで下落することが、今回の債務問題の一つの折込ということになるのではないかと思う。

後は、80年代90年代の前半の水準まで下げるのかどうかなんですが、その可能性は否定できないですね。
マイナス成長ときわめて高い失業率を考えると、何かが大きく解消しない限り、今回の問題は終わらないと考えられます。

もちろんリバウンドはあるでしょうけど、通貨発行権を持っていないので、どういう展開になるのか注目しているところ。

ちなみに、スペインの売買は今のところ考えていません。

株はまだ上に行くのだろうか？

アップル株がここまでのブルマーケットの牽引役だったわけですが、そのアップル株は、２００９年からわずか３年と３ヶ月程度で６倍以上になりました。

直近では、ここ最近は急騰しているのがわかります。

こういう動きの後は、普通調整が入ってきますので、アップルが、６００ドルを割って、５００ドルぐらいまで下げてくるようだと、全体も調整ムードになると思います。

それと、けん引役がこれから後退するとも考えられます。アップルからフェイスブックへです。ですから、今年には上昇するようですから、このブル相場はまだしばらく続くと考えて良いと思います。

僕は、ショートがにがてなので、基本的に、買いを中心に考えます。

たとえ、クラッシュが起きたとしても、大きく下落した後は、大きくリバウンドしますからね。

これから株は下がると思うので、アジア全般と農業関連が買い

つい最近、バロンズでブラジルは買いだという特集をしていた。
その前は、日本の震災で、日本の買いだという特集をしていた。

まず、日本の場合の検証なんだけれども、そもそもが間違っていたんじゃないかと思っているし、結果的にも、買いではなかったと思う。

そしてブラジル。
日本を引き合いに出して、これも同じだとするつもりは毛頭ないんだけれども、世界経済が減速する中、ブラジルを買う理由は存在しない。

アジア株もそうだけれども、明らかにバブルだ。
バブルは弾けるのが常なので、弾けるのを待とう。

バブルが弾けた後は、大口を開けて、貪欲に買い捲るといいと思う。

世界人口は70億。東南アジアの人口は今後20年ぐらいで2倍になるポテンシャルあり。
どう考えても、あらゆる物資が不足するのは明らか。

WTIと北海ブレントのスプレッド10ドルに拡大

原油トレードはWTIの短期売買という方法もあるんだけど、ボラの高い原油だけに、できるだけ、安全に売買をしたい。

そこで、いつも紹介しているのが、WTIとICEブレントのスプレッドを利用したアビトラだ。

最大で25ドルぐらい開くし、場合によってはもっと開くこともある。
それが10～15ドルぐらいに縮小する。

以前はこんなに開くことはなかったんだけど、とにかく、チャンスなので、利用しない手はない。

ちなみに、拡大方向のポジションは持たないことにしている。
持ちたければ持てばよいと思うけれども、僕はやらない。

WTIと北海ブレントのアビトラが安全な原油トレード

普通原油トレードというと、WTIのみの売買を考えて、今は上だとか、下だとか、そんな感じの売買が一般的じゃないかと思う。

でも、僕はチョット違う。

今のWTIと北海ブレントとの価格差を利用した売買ができるときほぼ安全な売買はないと思っている一人。

最近は北海ブレントがWTIより価格が高くて、最も開くときが25ドルだったりする。
小さいときが10ドルとか15ドルとかそんな感じだ。

興味のある人は、価格差のチャートを作って、それで売買をしてみると非常に面白いと思う。

まず、基本は広がったときは、ブレント売り・WTI買いで、狭くなったら、目標にきたアタリとかで利食うというやり方。

そのあと、広がってゆくときも稼ぎたいと思うなら、広がる状況なのかを確認してから、ブレント買い・WTI売りをすれば、安全に稼ぐことができるはず。

原油は値動きが激しいので、アビトラで、リスクをヘッジしておくのが安全なやり刀のではないかと思う。

また広がるときがくるだろうから、そのときにセットしてみると面白いと思う。

25ドルから10ドルや15ドルになれば、かなり安全に10～15ドルを抜けるのだから、レバが5倍なら50～75％のリターンになるという、優れた投資方法なのだ。