政治家って言うのは、調整役だなとつくづく思う。
どの国も、民意に左右されるものだから、
政権にリーダーシップが存在しない。
これは世界的な現象で、その原因を中曽根元首相は
黒点が減っているからじゃないのかといった。
たぶん、その通りだと思う。
あの人は、いろんなことを知っている人だから。
財政出動をしているので、どこも財政が急激に悪化している。
悪化すると、それ以上の緩和がしにくくなる。
国民が、自分たちの負担が増えるといい始めるので、
増税などの緊縮方向に向かわざるを得ない。
となるとどうなるか・・・
景気が悪化するのだ。
景気が悪化して増税されたままになる。
きっと、どの国の国民もそこまで考えが回らないのだろう。
そして、また不満を言い始めるのかもしれない。
まず、この問題の原因は、マネー経済の終焉を意味しているのだと思う。
バブルを続けていたけれども、バブルになる材料がなくなれば、
バブルの付けが最後に回ってきて、最後は大きな崩壊劇が起きる危険性が高いのだ。
オレは長く生きた老人でもなければ、
金融史に精通しているわけでもないのだから、
間違っていることも多いと思う。
しかし、どうにも、こうにも、先行きが不透明でならない。
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