日本では、人民元投資を煽っていますが、どうして人民元なのかと考えて買っているんだろうか疑問に思います。
一つのイメージは、プラザ合意後のような急騰劇をイメージしているのかもしれませんが、当時の日本と今の中国が決定的に違う点を見落としていると思います。
日本の場合は、円高にならざるを得ないのだけれども、中国の場合、高くなるとは限らないと思うのです。むしろ、下落する可能性があるのです。
それは中国の経済構造に起因しています。
そこで、中国バブルの崩壊について考えてみたいと思います。
中国のバブルは、株バブル、不動産バブル、ニンニクバブル、八角バブル、プーアール茶バブルなど、あらゆるものが投機の対象となっています。
それは国内に過剰流動性が溢れ、次々バブルを生み出しているからだと思います。
ある人は、中国のバブルは崩壊しないなんて妄言を吐いていたけれども、その人は、経済界の重鎮のようですので、日本経済はマジでヤバイなと思うわけです。
そのバブルがいよいよ崩壊しようとしているのです。
そもそも、ゴーストタウンを沢山作ってしまったのだから、それらは不良債権ですよ。売り切ったなら、投資家がその痛みを受けることになります。
バブルをポンポン作るということは、逃げ足も速いということです。逃げ遅れた人が逃げられず、巨大な不良債権を生み出すことになるはずです。
そして、これが中国の成長を阻害して、長い長い低迷期に入る可能性があります。
しかし、これは普通の考えで、中国は恐らく違うと思います。阻害要因を排除して、無理して次に進もうとするのではないかと思います。
無理したものは、その反動が来るもので、最終的には、中国共産党の寿命を短くするだけだと思います。それは、中国に大きなカオスをもたらすことになるし、分裂することにもなります。
話が逸れましたけれども、中国バブルは早晩崩壊するはずです。恐らく数年内だろうと思います。
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