肥料は、窒素、リン酸、カリが中心で、それなくして、現代農業は成り立たない。
最近、リンが不足しているとか、いろんな問題もあり、BHPがカナダの肥料企業のポタシュを買収するといったことが起きているのは、こんなことが背景にあるのだと思う。
と同時に、もう一つの問題が水。天候だけに頼らないために、地下水をくみ上げることで、その地下水が枯渇してきそうだったり、より深く掘るやめに塩分濃度が高くなり、農地そのものがダメになるケースもあるらしいのだ。
この問題解決のために、日本は水を輸出すればいいと思っていたし、沿岸部に海水の淡水化工場を作って、その水を鉄道かパイプラインかで内陸の農地に運べばいいとも思っていた。
そうすれば、オーストラリアで起きる旱魃も問題なくなるし、地下水に頼る必要もなくなれば、問題がなくなると思う。
なので、こういうセクターも実は面白いんじゃないかと思っているところ。
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