ダウが185.58ドル下落したといって驚いている向きがありますけれども、こんな程度で驚いているようじゃ、お話になりませんよね。
本当の大暴落は、10%ぐらい下落しますので、そうすると、13,000ドルのダウなら、1,300ドルの下落はあってしかるべきだと常に考えておく必要があるわけです。
そうやって考えれば、1.37%ですか?
全然大したことないじゃないという感覚になりますよね。
本当に下落するときはその程度の下落を想定して相場に向かうべきではないかと思っています。
前回の下落もほぼ600ドルの下落で世界が驚いていましたが、やはり5%ぐらいからが驚く対象だろうと思います。
ここからそこまでの下落になるかどうかは別問題ですけれども、ターゲットは、前回書いた通りです。
そこまでの調整になるかどうかはこれからだと思われます。
ただ、米国経済は好調なのは事実で、企業業績も非常にいいです。ただし、懸念材料が不動産市場だということで、これは米国経済の消費に直結します。
特に、年間の約30%を売り上げるクリスマス商戦が極めて重要な指標になってきます。これが、米国経済の方向を担っているものと考えることができるので、そうすると、これからクリスマス商戦に向けた動きがどうなってくるのかを見極める必要があるのではないかと考えています。
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