ゴールド・シルバー・レシオというものは、どっちがどの程度買われているのかというのをあらわしているもので、これが低下を続けているというわけ。
つまり、ゴールドより、シルバーの方がパフォーマンスが良いというわけなのだ。
そりゃそうで、市場規模がゴールドよりシルバーのがはるかに小さいから、値が飛びやすいというのは、穀物相場とも似ているのだ。
株でもそうで、大型株はなかなか上がらないけれども、小型株が上昇しやすいのと非常に似ていると思う。
ということで、今は低下しているのだけれども、本当にこのまま低下し続けるのだろうかと疑問に思っているのは自分だけではないと思う。
単純に言って、経済危機の時にはゴールドの方が下げにくいのは、リーマンショックのときにわかっていたことなので、それはそうだと理解するとしても、今後、別の危機として、インフレや財政危機が顕在化することで、果たしてどうなるのだろうかというわけだ。
恐らく、シルバーより、ゴールドの方に買いが集まるのではないかと思うので、レシオはどこかで底を打って、反転するときがやってくるのではないかと考えているところ。
一つの考え方として、やばいカネはシルバーという腐食しやすく安い貴金属より、腐食しない高い貴金属にシフトする可能性が高いわけだ。
為替もスイスフランが買われているのにも、似たような理由があるのではないかという気もするのだ。今後もドルよりスイスフランの方が選好されるのは間違いない。